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2006年 03月 29日
『秘密』東野圭吾 文藝春秋
なぜか昔から、東野圭吾って敬遠してきた小説家の一人なんです。なぜかっていうとですね、ものすごく下らないんですが、この人と同姓のアーティストがいるんですよ。で、なぜか東野圭吾を知ったとき、このアーティストが小説家に転向した(たまにアーティストって本書くじゃないですか)んだと勘違いしたんです。なんでそんなこと思ったのか分からないんですが、そのアーティストが元々好きじゃなかったし、「けっ!元アーティストの書く本なんて!」と若かりし頃の私は思ってですね、それ以来ずっと避け続けて来た訳です。 今考えると、気付くチャンスはいっぱいあったろうに…と思うのに、お恥ずかしい話なんですが。 すいません。前置きが長くなりましたが、ここからが『秘密』の感想です。 いや~これは泣かされました。寝る前にちょっと読書でも…と思ったら一気に読んでしまいましたよ。お陰で寝不足です。ずいぶん前の本ですし、映画化もされてますからストーリーに関してはご存知の方も多いとは思いますが、念のため。文庫本の裏表紙から転用です。 妻・直子と小学5年生の娘藻奈美を乗せたバスが、崖から転落。妻の葬儀の日、 意識を取り戻した娘の身体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。 その日から杉田家の切なく奇妙な”秘密”の生活が始まった。 そんな奇妙な生活は5年以上続きます。「娘」として「妻」は、中学・高校と どうにか「娘」としての生活を続けます。唯一、家で「妻」に戻るとき以外は…。 彼女が年頃を迎えると、主人公はあらゆる悩みにぶつかります。ここはネタバレに なるので書きませんが、家の中での「妻」と「夫」の関係に少しずつ変化が訪れます。そして―。 読み終わって、私が彼の立場だったらどうするだろう…と真剣に考えてしまいました。 直感的には、そのままずっと、「娘」の顔をした(私の場合は「息子」になるのかな) 「妻」とずっと生きていくと思いました。 でも、結婚もしていないし、子供もいないので、そう思えるのかも知れません。 いずれにしろ、本当に読んで損のない本です。★5つ!って感じです。
by hachilog
| 2006-03-29 18:34
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