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2006年 05月 26日
『フジコ・ヘミング&北東ドイツフィルハーモニー管弦楽団』を、東京芸術劇場まで観にいってきました。
開場よりも15分位早く着いてしまったので、同じく早くついていた従妹と待ち合わせで、東京芸術劇場の近くの喫茶店でお茶をすることに。 そのお店がこの写真なんですが、照明と言い、調度品といい、文庫本が仕切りもなしに、2段になって並んでるところと言い、(下の本を取り出したら、上の本が下に落ちてしまうのでは?)古き良き純喫茶のような素敵なお店でありました。 しかもブレンド(450円)を頼んだら、卵サンドとゆで卵がセットになってついてきたのが非常に嬉しかった。コンサートの開演が18:30だったので、途中、お腹空いたら嫌だなぁ、なんて思ってたので。 開演前のホールの様子。若干女性が多かったかな?と言う感じ。席はほぼ満席でした。 で、肝心の演奏は…というと、やはり、クラシック素人の私には敷居が高いなぁ…と感じる気持ちと、素晴らしい!!と感じる気持ちと両方でした。 プログラムは、下記の通り。 ■まずオーケストラだけで モーツァルト作曲の「皇帝ティート」K.621より、序曲 アレグロ ハ長調 この曲は『皇帝ティートの慈悲』というオペラの曲として有名なのかなようです。フジコ登場前の1曲目であり、序曲のみなのでさっぱりとした印象。「これが私達です。よろしくね。」みたいな。 ■2曲目は、フジコ・ヘミングが登場して ショパン作曲の『ピアノ協奏曲 第1番 ホ長調 作品11』 作品の解説についてはこちらに詳しく書いてありました。 なんか、すっごく力強い大波みたいな曲なんですが、個人的には若干単調な印象が。 あと、フジコとオケがちゃんと合ってるのか(多分合ってるんでしょうけど…)その”間合い”に、ハラハラしてしまいました。上のリンクのレビューを読んでいると「ピアノが華麗」とかあるんですが、そこはフジコだからなのか、どちらかというと「力強い」という印象でした。 ■この後、おまけでプログラムには無いフジコの独奏が2曲。 その内1曲は、フジコといえばこれ!のリストの「ラ・カンパネラ」。(もう一曲は口頭で仰っていて、失念しました) これはあくまでもごくごく個人的な感想なんですが、フジコはやっぱりソロで聴いたほうが良いような気がします。オケと一緒になっちゃうと、なんか魅力が少し損なわれるような…気がします。 ■ここで休憩。 驚いたのは、となりに座っていた若い女性ふたりが、この後フジコが出ないことを知って帰っちゃったこと…。オイオイ、それは演奏者に対して失礼じゃないか!? あと、もうひとつ驚いたのが、女性用おトイレはこういうときの定石として激混みしていたのに、その回転率が非常に高かったこと! 多分、みんな「急がないと始まっちゃう!」と思って急ぐんだと思うんですが…。 やればできるんじゃん!もっといつもさっさと済ませよ!!と思ったり、思わなかったり(笑) ■最後の曲は、オケのみで シューマン作曲の『交響曲 第1番 変ロ長調 作品38 「春」』 こちらで、概要と曲を聴くことができます。 この曲は正直、少し眠かったです(ごめんなさい!) あと、楽章間で一度音が切れるので、間違えて拍手しちゃったりしました。恥ずかし!! まあ、予習していかなかった私も悪いんですが、せめて今何楽章かどっかに表示してくれれば良いのになぁ、と思ってみたり。 でも、考えてみれば自分の好きなアーティストのライブとか行くときはそんなのなくても、まだ曲が終わって無いって分かる訳だから、やっぱり「知ってて当然」というスタンスは正しいのかな。とも思ったり。 まだ、ちょっと敷居が高いけど、でもオーケストラの音って面白いし、すごく聴いてて楽しい!とは思いました^^今度は知ってる曲の演奏会に行ってみようと、帰りの電車の中で思ったのでした。
by hachilog
| 2006-05-26 09:19
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