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2006年 11月 07日
永遠の野原 (4) 集英社 逢坂みえこ ★★★★☆
しつこく『永遠の野原』の続き。ちなみに昨日の記事のエピソードは7巻。今日のは4巻。 主人公の二太郎君のお姉さん、一姫さんは小説家という設定です。最初はセミプロのようなものだったのが、この巻位から少しずつ売れてきて、インタビューを受けたり出版社のパーティに呼ばれたり、書く場が増えてきて、とにかく仕事がどんどん登り調子になっていきます。 それとは別に、一姫さんには、運命的な出会いを果たした絵描きの、それは素敵な恋人までいて。彼女は仕事もプライベートも幸せで、まさに人生の絶頂期にいるわけです。 そんな時に、この絵描きの恋人が、プロポーズをするんですけど、 一姫さんは断るんですね。 「今の自由な状態が幸せ。指輪で縛っておかないと安心できない 恋人なんて、なんだか悲しいわ」 と言って。 そこで、いったんは恋人も同意するんですけど、そこから関係が少しだけおかしくなって、連絡が来ない日が続くんです。で、不安になってお家に行ってみたら、そこには一心不乱に教員免許の資格を取るための勉強をしている恋人の姿が。 今までこの人は、学校に縛られたくないから、と言って産休教師しかやってこなかったので、不思議に思って一姫さんが理由を尋ねます。 いいなーと思ったのは、その時の絵描きの恋人の言葉。 「この前、あの指輪のこと手錠っていったろ あれは本当だよ わたしはあの時、手錠のつもりであの指輪を贈ったんだ それだけじゃ弱いと思って終身雇用の教諭資格もそえるつもりだった ねえ一姫さん わたしは君が小説に書く理想の男じゃないんだよ 自信もなければ才能もない 君がどんどんえらくなるのが 嬉しい以上に恐ろしくて だけど君を失いたくなくて 短い翼を必死ではばたく みじめな だけど生身の男だ そんな男を君は愛せる?」 うううううう。いいなぁ。何度でも言われたい、こんなこと。 ちなみに、こういう科白はA型かAB型の男しか言わない気がします。 B型はほとんど言わない。O型はこんなこと考えもしない…気がする。 なんとなく。まったくの独断と偏見ですけど。
by hachilog
| 2006-11-07 12:19
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